私は2人姉妹。結婚するまでは、子供の人数なんて考えてもいなかった。
ところが、一人目の長女を出産してから子供は3人欲しいな~と漠然と考えはじめた。
決して、長女が育てやすかったわけではなく、むしろ、めちゃくちゃ大変だった。
寝ない、夜泣き、繊細でママじゃなきゃダメで、完全に育児ノイローゼ。
それなのに3人を意識したのは自分が2人姉妹で閉鎖的に感じていたからだと思う。
バセドウ病からの3人目の妊娠
私は、もともとワーママで次女を保育園に入れたと同時に転職をしていて、慣れない仕事にストレスから35歳でバセドウ病を患ってしまった。人間関係ですね。
バセドウ病患者は妊娠すると早産などの危険があることから症状が落ち着くまで妊娠を延期しなくてはならない。
まずは、治療に専念する事に。
病気は辛いし、大変だけど自分を知るいいきかっけになった。頑張りすぎてました、わたし。
バセドウ病の症状と数値は、一年くらいで落ち着ちつき先生のお墨付きを頂いて3人目を妊娠。
最初の受診では、赤ちゃんの入っている袋である胎嚢の確認が出来きて、次回心拍確認をする予約をして帰宅。この時の私は、まさか双子を妊娠しているなんて夢にも思っていなかった。
心拍確認で双子だと判明‼
秋の暗くなるのが早くなってきていた仕事帰り、夫に保育園のお迎えをお願いし、心拍確認の出来る6週目以降に産婦人科を再度受診。
検査台に上がり、内視鏡カメラでの心拍確認。3回目の妊娠でも健診は毎度緊張する。
ひとまず、心拍確認が出来て安心のはずが、
先生が、
「ん?あれ?」
「もう一人いるなぁ…」
私
「えっ!!!?嘘……」
手で口を覆いながらも顔は半笑いだったと思う。
先生の様子はカーテンで見えないけど、他の先生を連れてきて何やら相談…
(想像だけど、これ2人いるよね?そして、一卵性の方だよね?っていう確認をしていたんだと思う)
私はというと、嘘でしょーなんで〜どうしよう…どうすんの?うっそ〜どういう事?意味わかんない。………でも、なんかうれしいような…
パパは何ていうかな? 4人も⁉ 無理だよ~って言うだろうな…とリアルな事ばかり考えていた。
その後、別室で説明を受ける。
そもそもハイリスク妊婦は近所の産婦人科でのお産は無理だった!!
別室で双子についての説明。
双子妊娠の種類は3種類。二卵性の双子と一卵性の双子に2種類。
二卵性は、二つの胎盤で赤ちゃんは別々のお部屋にいる状態で双子妊娠の中でもリスクは低め。
一卵性は、一つの胎盤を共有しているが赤ちゃんはそれぞれ別々のお部屋にいる状態のリスク中と、胎盤は一つでお部屋も共有している状態のリスク高めの2種類。
私の場合はリスク中の一卵性ちゃんたち。
先生は一貫して、なぜかハッピーな雰囲気の話し方ではなく、重い空気で双子の妊娠、出産のリスクについて淡々と説明。
その空気で私もただ事ではないのかもしれないという思いになる。
そして、双子のお産はリスクが高く大きい病院で管理してもらった方がいいと言われ、そもそも私はバセドウ病だったり、娘二人が難産だった事を伝えると最初からここでは産めなかったと言われたのだ。
(娘2人は私の体のわりに大きい子たちだったし、出血多量でよく大きい病院に運ばれなかったねと言われた。病院によってリスクの基準て違うのかしら?あの病院は緩かったものんな~)
私の母子別室の夢はそもそも無理だったのだ。
正直、この時は素直に産みます!とは言えず、夫と相談しますと言って帰宅した。つづく
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