家族がコロナ感染&妊娠中のマイナートラブル

双子妊娠中は、世間ではコロナが大流行。

もちろん、職場も娘達の保育園でも大流行でどうしようも出来なかったよ。

ただ、情報に翻弄されないよう自分たちに出来る予防対策と感染後の対処を考えて乗り越えた。

見えないものたちが怖かったけど、淡々と目の前の状況に対応していくだけだったからメンタルは落ち着いていたかな。

双子妊娠中に家族がコロナ感染

2022年2月、双子妊娠６ヶ月で我が家もコロナの流行りに乗り、保育園児5歳長女が感染する。

私に移っては大変と夫が長女と部屋を共に生活をしてくれた。

長女は発症日と翌日くらいまでは高熱で食欲もなく、ぐったりしていたが解熱後は回復していた。

私と3歳次女だけの生活は一日のみで、次女も長女の発症日翌日に発症をする。

そして、私だけの暮らしになるのだけれど、なんせ妊婦です。
私以外の3人の食事を用意しては運び入れ買い物も引き受け結構ハードだった。

そして、2か月後に長女の小学校入学が控えていたので、1人時間を書類の整理や持ち物の名前付けなどに当てていた。

当時は、濃厚接触者は同じく外出禁止だったので会社は特別休で乗りこえられた。

夫と娘2人は隔離部屋でよく頑張ってくれていた。狭い部屋で何日も3人で寝食共にして私に会う時は、もちろんマスクで無言で今思い出しても泣きそうになる。

ただ、3人は意外に非日常が楽しそうで淋しいのは私だけだったよう。

みんなの頑張りで、双子妊婦の私は感染せず、超濃厚接触だった夫も奇跡的に感染せずに済んだ。

ちなみに、私と夫はコロナワクチンを受けていた。と言っても、ピークだった時期に3回目まで接種しただけだったが、意味はあったように思う。

考え方は色々あったと思うけれど、職場でも流行っていたし、電車に乗るし、娘2人は保育園に通ってるし、せめて重症にならないようにしたいと思った。

産科でもコロナワクチン接種を勧められたので私たち夫婦はワクチンを打っていた。（2024年1月現在は一体何回目まで推奨されているのかしら？もう、感染したことない人いるの？ってくらい普通になったよーとあの頃のみんなに言いたい）

2022年4月、出産予定日2ヶ月前の妊娠8か月くらいからお腹の皮膚が痒くなってくる。

はじめは、大きくなっているお腹の皮膚が伸びて痒いのかなぁくらいに思っていた。

保湿はしていたものの、ずぼらな私のせいか妊娠線は出来てきていたし、双子だもんしょうがないなと考えていた。

産婦人科では、はじめにかゆみ止めと保湿剤を処方してもらったが、症状は良くなるどころかますます痒くなる一方だった。

産科でも皮膚科でもこれといった事は言われず、妊娠中の症状だから出産すれば終わるからと言われる。

私にとっては、この痒みが何よりもストレスで次第に足のスネから太もも、手首から二の腕までポコポコ盛り上がった湿疹が出てきて一日中猛烈な痒みに襲われるようになる。

特にお風呂上がりと寝る時〜深夜までがひどく冬なのに保冷剤を全身に乗せて少しでも緩和させようとしていた。

夜中は痒くて起きるから一人リビングに寝て数時間おきに保冷剤を交換していた。

本当にほんとうに特効薬がなく、とにかく冷やす！冷やす！！冷やす！！！以外の方法はなかった。

双子妊娠ではこの痒みが何よりも1番辛かった。

この痒みのせいで、イライラするし家族には当たってしまうしで生きる気力すら奪われていった。

妊娠性痒疹、妊娠性掻痒性じんま疹様丘疹（PUPPP）の原因としては不明らしいが、妊娠によって胆汁の流れが悪くなり、肝臓機能の低下、ビタミンＢの不足、ホルモンのバランスの変化などが指摘されている。

私が、どうにか乗り越えた方法は…

①肌にあたるものは全て綿100%に変えた（半分は気休めだけど肌に当たるのは穏やかなものがいい）

私の使っていたものは廃盤のようだけど出産後の今も寒い日には使えて便利だよ

さらっとしていて着心地はとても良かった。

②お風呂はシャワーで軽く済ませ、身体が温まらないようにした

③保湿は処方されたヒルドイドのローション、クリームを塗る

④強烈に痒い場合はステロイド剤を塗る

⑤とにかく冷やす

痒みのストレスは家族には理解しずらく一人耐えるしかない。

そして、言われた通り産後2日くらいで痒みは無くなり、ポコポコの湿疹も自然と消えていくのでした。

もし、同じ状況で今現在、悩んでいる人がいるのなら気持ちは誰よりも共感できるよ！と言いたい。

毎日毎日、辛くて辛くてしょうがないと思うけれど、終わりは来るから大丈夫！一生は続かないから！！
一緒に頑張ろう。もう、頑張っているか。

というわけで妊娠中のマイナートラブルのナンバー１は痒みでした！痒みって痛みより辛いかも！